薬玉文

薬玉文を縫いました。
端午の節句に菖蒲や蓬を吊るし、邪気を祓う中国の風習が
平安時代に日本に伝わり発展し、不浄を祓い邪気を避けるために
麝香や沈香を玉にして入れた袋を菖蒲や蓬の葉で飾り付けて
吊るしたのが薬玉で
後に、様々な花を飾り付けたものも薬玉とされ
それを文様化したのが薬玉文だそうです。
この歳(結構な歳です・・)になって
はじめて薬玉の由来を知りました。
私の中にあるけがれも祓ってくれたらいいのになぁと思います。。

使った糸は1色ですが
絹糸ならではの光の反射で、陰影が豊かになり
また、角度を変えて見ると違った表情を見せてくれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です